【てるフェスBEST8】壁レイスポス

お久しぶりです、こげぱん🍎です。SV入ってから初の更新になります。

7/16にオープンシートBO3のオフ大会「てるフェス」に参加してきたので、今回はそこで使用した構築の紹介記事になります。オープンシートで有利だと考えた要素なども盛り込んだので、ぜひ最後まで読んでほしいです。

使ったのはこちら↓

剣盾で流行ったレイスポス+オーロンゲ+ガラルファイヤーを想起させる、見た目がイケてる構築に仕上がったと思います(個人の感想)

構築の要点

・壁+トリトドン+妖レイスポスによる一撃/連撃ウーラオスの否定

・鉢巻カイリューの一貫を作らせない

個体詳細

オーロンゲ

持ち物:ひかりのねんど 特性:いたずらごころ
実数値:202-141-108-x-113-82 
技:ソウルクラッシュ リフレクター ひかりのかべ すてゼリフ
テラスタイプ:ゴースト

HB:カイリューの災いの剣テラス鉢巻神速確定耐え
S:追い風下で最速ウーラオス抜き

構築の組み始め。追い風ビートダウン構築やスイッチトリル構築に対しても、選出択に巻き込まれにくいのが魅力です。急所による下振れの運が収束しやすいことから、BO3に向いていると思います。
テラスタイプはゴースト。猫騙し+ハバタクカミのような選出で対応できないかもしれないと思わせることが重要です。
ウルクラッシュはウーラオスを触るために必須で、捨て台詞はオーロンゲを残しておける技として重宝しました。

ガラルファイヤー

持ち物:カゴのみ 特性:ぎゃくじょう
実数値:197-x-111-148-146-127
技:もえあがるいかり エアスラッシュ ねむる おいかぜ 
テラスタイプ:どく

HB:カイリューの災いの剣テラス鉢巻神速確定耐え
S:自分のヒスイウインディ抜き

構築のラストピース。必要な要素としては、①浮いている ②サーフゴーに弱くない ③ドレディアコータスに出せる などがありました。
テラスタイプは、ウーラオスに強く弱点が少ない毒。
vsドレディアコータスを担うために持たせたカゴのみの価値を高める眠るを採用してみましたが、追い風最終ターンの体力管理などに役立ちました。低火力ポケモンを単体で詰める選択肢を持てるほか、特性の逆上とも相性がいいです。

レイスポス

持ち物:オボンのみ 特性:くろのいななき
実数値:192-x-88-198-101-175
技:シャドーボール ドレインキッス わるだくみ まもる
テラスタイプ:フェアリー

S:準速合体ヘイラッシャ抜き

構築の組み始め。壁や威嚇のサポートを受けて全抜きを狙います。
テラスタイプはコンセプト上ウーラオスに強いフェアリー。テラスタルの仕様により、ドレインキッスの威力が60に微増します。また、カイリューが拘る技を難しくできます。
ドレインキッスによる体力回復(ダメージの3/4)が強力なため、やや強引にでも悪巧みを積めると試合を有利に進められます。攻撃範囲の面も優秀でした。

サーフゴー

持ち物:こだわりメガネ 特性:おうごんのからだ
実数値:187-x-116-198-113-115
技:ゴールドラッシュ シャドーボール きあいだま トリック
テラスタイプ:ひこう

HB:A172パオジアンの災いの剣不意打ち確定耐え
HD:壁下でハバタクカミの特化眼鏡シャドボが低乱数(18.7%)
S:追い風下で準速スカーフ100族抜き(素でゴリランダー、ヒードランあたりを抜いてると嬉しい❤)

構築のサブエース。水ウーラオスインファイトが交代先のトリトドンに入るとおいしくないため、インファイトを撃たれない殴れるゴーストタイプが必要でした。
テラスタイプはガチグマ意識で飛行。(うまくいけば)トリルターンを稼げます。
メインウェポン2つとクレセリアなどに撃つトリックは確定として、注目すべきは気合玉の採用です。命中率が低くあまり撃ちたくない技ですが、ヒードランやイーユイ、ガチグマなどが消極的なテラスタルを切ってくれる可能性があり、オープンシートでは採用することに意味がある技だと考えます。

ヒスイウインディ

持ち物:とつげきチョッキ 特性:いかく
実数値:191-176-102-x-102-126
技:フレアドライブ いわなだれ テラバースト しんそく
テラスタイプ:くさ

S:追い風下で最速スカーフ100族抜き

オーロンゲとセットで初手に投げやすい威嚇要員です。
テラスタイプはモロバレルに抵抗できる草。耐性的にも悪くありません。
岩雪崩に関して、このルールは両方にヒットさせる必要がある盤面が非常に多く(パオカイリュー、ハバカミイーユイ、トルネロス+襷持ち etc.)、かなり運に左右されてしまうと感じました。ロックブラストが命中100なら採用してたかもしれません。テラバーストは、相手の水テラスにリスクを付けるのに有用です。これも、採用するのとしないのでは全然違います。

トリトドン

持ち物:ゴツゴツメット 特性:よびみず
実数値:218-x-132-112-103-46(S個体値16)
技:だいちのちから れいとうビーム あくび まもる
テラスタイプ:フェアリー

HB:ゴツメを触らせる回数を意識して特化
S:最遅ガチグマより遅い

構築の組み始め。食べ残しを持たせると数値の低さが目立ちますが、ゴツメを持たせたことによりゴツメ枠としての選出が可能になります。
テラスタイプはフェアリー。ウーラオスに強いほか、逆鱗やドラゴンエナジーの一貫を作らせない立ち回りが可能になります。
冷凍ビームの枠は自己再生(単体での詰めやトリルの時間稼ぎに有用)やステロ(後発パオカイリューに強い)、凍える風(レイスポスのサポートができる)などとも迷いましたが、欠伸したあと安易にカイリューランドロスに交代させないのが強く、正解でした。

重いポケモン

・イーユイ

ヒスイウインディでしか倒せないのでヤバい

 

剣舞ガチグマ

トリルターンを稼ぎきれないのでヤバい

 

・毒テラ悪ウーラオス

ドレインキッスで回復させてもらえないのでヤバい(欠陥構築)

結果

てるフェスBEST8(208人中)、ポケパラ2023出場権獲得

雑感

BO1の1戦目で確かにそれ一番キツイな・・・っていう選出をされることが多く、対応可能な初手を合わせられていなかった対戦が目立ったので、修正したいです。それでも、大規模なオフ会で思ってた以上の成績を残せたのは良かったです。

-----------------------ここからオープンシートBO3についての雑感-----------------------

・構築段階の話

既に記事中でも触れていますが、オープンシートBO3では積極的に使用するかは置いておいて、採用することに意味のある技が存在していると感じました。守る、サイドチェンジ、テラバースト、命中不安高火力技などです。守るがないと択勝負にすら持ち込めない盤面は多いし、サイドチェンジなんかは相手の思考をバグらせる力があります(自分もバグらせる力があります)。オープンシートで一番分かりやすいプレイングの指針になるのは「〇〇で詰ませられる」なので、テラバーストを採用してでも触れないタイプを作らないようにするのは重要です。命中不安技についても、対戦相手は(少なくとも序盤に関しては)当てられる前提で行動することになるため、採用するメリットは大きいです。極端な話、レジエレキの電磁砲なんかでも相手は相当顔をしかめることになるでしょう。

 

・試合中の話

僕がオープンシートBO3を計9マッチやってすごく思ったのが、「テラスタルを切りたくても切れない場面」がいつもよりも格段に多いということです。相手の技が見えるということは相手のプレイ方針が見えるということで、テラスタルをすれば一時的に苦しい盤面をしのげても、裏のポケモンで詰むといったことが分かりやすいです(これはBO1強い人間は普段からできていることだとは思いますが...)。

 

思ったより書きたいことないことに気づいたので終わります。

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ここまで読んでいただきありがとうございました!