こんにちは、こげぱんです。5/9に行われた日本一決定戦本戦に参加したので、使用構築と当日までの流れ・当日の流れを書き記しておこうと思います。
まずは使用構築↓
この画像だけではわかりませんが、オーロンゲ以外は全員素早さを落としたガチトリルです。
構築経緯
構築経緯といっても、7割は以下の構築をベースにしたのでまずはこの素晴らしい記事を読んでください。
簡潔にまとめると、僕が1月の全国ダブルのネット大会で最終1位を達成した初手ダイマポリ2+オーロンゲ構築の偽装構築です。ポリ2とオーロンゲの初手で相手にポリ2のダイマックスを警戒させ、猫騙しをオーロンゲ方向に撃たせます。実際はポリ2でトリルしながらオーロンゲは適当な行動をすることで、相手の猫騙しでオーロンゲの脱出ボタンを発動させて即座にトリルエースを展開することができます。
↓猫 ↗猫
トリル!
↓
💦💦
エラ
上手くいけば1ターンで勝負が決するといっても過言ではないその初見殺し力の強さに惚れ込み、本番で使用することにしました。
ポリ2、オーロンゲ、ウオノラゴン、ウーラオスの4体については構築の見た目をなるべく崩さないためにもそのまま採用することに決め、残り2体について吟味しました。(オリジナルポイントはほぼここだけです)
モロバレルとブリザポス、フシギバナを解決する必要があることから、初めは防塵ゴーグル最遅リザードンとシュバルゴを試しました。
しかし、見た目がスイッチトリルに見えてしまうことからシュバルゴはボツに。代わりに、トリルっぽさを消せて似た役割をこなせる鉄球カミツルギを採用しました。
見た目はかなりスタンダードな構築なうえ、ポリロンゲで出せば初手ダイマを警戒させることができると考えこの形で回しました。しかし、ポリ2がトリルできなかったときの勝率が極端に悪い(当たり前)ということが分かったため、猫騙しを受けずトリルを使用でき、炎タイプとしての役割を引き継げる襷シャンデラをリザードンの代わりに採用して構築が完成しました。
個体詳細
ポリゴン2 @進化の輝石
冷静HC ダウンロード ※S実数値58
トラアタ/冷ビ/シャドボ/トリル
原案そのままなので特に語ることはありません。ダイホロウによる味方の火力補助は相手視点見えない択で非常に強力でした。
オーロンゲ @脱出ボタン
意地hAs いたずらごころ ※実数値100
じゃれつく/トリック/挑発/猫騙し
ほぼ原案そのままです。トリル時の圧力を意識してAは特化、攻撃技もじゃれつくにしました。素早さはガオガエンに上から猫騙しされないよう、原案より更に上げて実数値100に設定してます。挑発はトリル返しやモロバレルにプレイングをゆがめられないように採用しましたが、使用感はかなり良かったです。脱出できなかった場合もトリックによる初見殺しができるので、初手要員として優秀でした。
ウオノラゴン @鉢巻
勇敢HA 頑丈顎 ※S実数値72
エラがみ/逆鱗/サイコファング/寝言
トリル最終ターンに身代わりを押せるようになるタイプ強化アイテムと迷いましたが、1.2倍と1.5倍ではかなり差があること、基本的にガオガエンの前に着地させるので猫騙し読みの守るをしたい場面がないことから鉢巻のままでの採用となりました。耐久に厚く育成しているので、やや強引な受け出しで勝負を決めることも多かったです。けたぐりを覚えさせて味方のウーラオスをダイナックルで強化する動きができるようにした方が良かったかもしれません。
ウーラオス(一撃) @珠
勇敢hAd 不可視の拳 ※S実数値91
暗黒強打/インファイト/毒突き/守る
原案をそのまま採用しました。オーロンゲ→ウーラオスの順で動くため、どうしようもない相手に初手から脱出トリック+不意打ちの動きができる不意打ちを採用するか迷いましたが、トリルを展開できない相手にはその動きをしても勝てないだろうと考え毒突きに落ち着いています。本番は初見殺し対象のカプレヒレにあまりマッチングせず、毒突きは1~2回しか使用しませんでした。ウーラオスをキョダイマックスできた試合はトリルターンが不足しにくく勝率が高いです。
シャンデラ @気合の襷
冷静HC もらい火 ※S実数値76
シャドボ/熱風/サイドチェンジ/トリックルーム
ポリ2でトリルするのが難しそうな場合に選出しました。ダイホロウを使えるので構築とのかみ合いもよく、バナコーに強いのが偉いです。サイドチェンジは自らの生き残りに使える反面、トリルターンの無駄遣いをしてしまう可能性があるので慎重に使用する必要があります。
カミツルギ @鉄球
意地hAd ビーストブースト ※S実数値119
リフブレ/スマホ/聖剣/守る
鉄球を持つことによりトリル下でポリ2の直後に行動することができます。トラアタ+聖剣で大抵のガオガエンを倒し、ビーストブーストを発動させることができます。トリル下でダイナックルによるビートダウン展開に持ち込むことができれば相手はしのぐのはほぼ不可能でしょう。ガオガエンの猫騙しで脱出して出すことが多いですが、即決で出すと鉄球を警戒されてしまうので、できる限り時間を使って仕方なく出した感を演出します!
結果
12勝8敗 最終1566 最終26位
内訳:××○×××○××(1432)○○○○○○○○×○○(1566)
初手オーロンゲを猫騙しでカモろうとする構築が増えていたこと、強者は相手の選出が割れていないなかの初手ダイマを渋る傾向にあることから、これらを逆に起点にできるこの構築は本戦で使うのに適した構築ジャンルだったと思います。
負けた試合は相手のサイドチェンジやこちらの技外しによってトリルターンが1ターン足りなくなるケースが多かったのはまだ仕方ないのですが、コンセプトの動きを崩した結果トリルできずに負けた試合も2試合あったのは猛反省です。(サマヨエレキに対して、手助けダイサンダーがよぎり初手ダイマしてしまったのをサイチェンでかわされて負け)(エルフバナに対して、初手ダイマ警戒の眠り粉を一点読みして猫騙しをフシギバナに撃ったところ、エルフーンが普通に挑発してきて負け)
ウーラオスやウオノラゴンを中速に固めて、ダイジェットに乗せる展開もできる構築に仕上げるべきだったのかなあと思います。