どうも、こげぱん🍎だ🐼。今回は2021年JCS予選で使用した構築の紹介をしようと思う。
調整段階から手ごたえのあった、完成度の高い構築になっていると思うので是非最後まで読んで欲しい！
【レンタルチーム】
※レンタルは取り下げています (2021年11/2追記)
一応英語版も
コンセプト
・ダイマックス技の撃ち合いに勝ち数的有利を取った後、非ダイマポケモンを非ダイマポケモンで詰める
・好きなタイミングでダイマックスを切れる
構築経緯
環境に存在する全ての禁伝に強いと考え、シングルではそこそこメジャーなポケモンであるチョッキカイオーガに着目し構築の軸とした。
次に、カイオーガをダイジェットで加速させることができるポケモンとしてサンダーを選択した。巨獣斬を半減で受けられることとダイマックスをしなくてもゴリランダーに強いことを評価した。
次に、ゴリランダーと対面したカイオーガを安全に引けるポケモンとしてナットレイを採用。ここまでの3匹の相性補完の良さは言うまでもない。
ここで、先発トゲキッス＋壁オーロンゲ、後発ナットレイの構築ジャンルを思い出し両壁オーロンゲを採用。ここまでを基本選出とした。
補完の2匹はザシアンやここまでで重めの負けん気ボルトロスを早期処理できることに期待してエースバーンとホルードを採用。エースバーンはダイマックスエースとしても選出でき、ホルードは汎用襷枠として基本選出に食い込む性能をしているためパワーを保った良い構築に仕上がったと思う。
本当は気合の襷を持たせたかったポケモンがいない構築は安定感があり強い。
個体詳細
サンダー＠鋭い嘴
197-x-110-176-120-124 静電気
10万/暴風/怪電波/羽休め
調整意図
・C202カイオーガのしずく150雨ストリームをダイマ時に壁下ならほぼ2耐え
・壁なしでもA222ザシアンの+1巨獣斬がほぼ受かる/壁下ならほぼ3回耐える
・D4振りウオノラゴンをダイジェットで確定(11n)
・最速ラプラス抜き
最強ポケモン①。常に雨が降っている構築なので非ダイマ時にも安定して高い性能を持てた。熱風については使う未来が見えなかったので怪電波と羽休めを採用したが、最強だった。自身にダイマを切った後に上から行動することで詰め筋になることができるほか、相手のダイマを枯らしてからダイジェットで切り返す動きもできる。相手のダイジェットやダイアースが読めるときも羽休めのおかげで余裕をもって引くことができる。猫騙しをされた場合には隣の高火力エースがフリーになるので、守るがないのはそこまで不便に感じなかった。
カイオーガ＠チョッキ
201-x-115-222-161-112 雨降らし
潮吹き/根源/冷ビ/雷
調整意図
・壁下で特化ゴリランダーの鉢巻グラスラほぼ耐え
・S+1で最速リザードン抜き、電磁波入れた最速フェローチェ抜き
最強ポケモン②。壁を貼ることで脅威の耐久を誇り、レジエレキの磁石10万をダイマしなくても2発耐える(は？) 相手の構築が特殊偏重だと選出段階で勝ちを確信するのでネット大会に向いていた。相手が守る読みしてくれることでアドバンテージを得ることもまあまああった。
ナットレイ＠食べ残し
181-114-201-x-137-34 鉄の棘
ボディプレ/鉄壁/宿り木/守る
調整意図
・鉄壁ナットレイミラーで上を取れそうなS(最遅ブリザポス抜かれが望ましいです)
最強ポケモン③。壁のおかげで対高火力特殊アタッカーでも詰められる。
オーロンゲ＠粘土
199-141-94-x-132-82 いたずらごころ
ソウルクラッシュ/電磁波/リフレクター/光の壁
調整意図
・壁下で特化カイオーガのしずく150ストリームほぼ耐え
・最遅ゴリランダー抜き
・余りB
最強ポケモン④。電磁波のおかげでザシアンの身代わりでカイオーガのダイマックスを枯らされることはなくなったが、守りたい場面や嘘泣きで火力補助したい場面も少なくはなかったので選択だと思う。相手が1回動けないだけで詰められるのが確定したり、押し切れるのが確定したりするので構築との相性はよかったと感じた。
エースバーン＠ラム
155-168-95-x-96-188 リベロ
火炎ボール/飛び膝/不意打ち/ギガインパクト
最強ポケモン⑤。本当は白いハーブを持たせてガオガエンやエレキネットの対策としたかったが、フシギバナに安全に勝つためにラムを持たせた。フシギバナとセットで使われる電磁波や欠伸の対策にもなっていたので良かったと思う。飛び跳ねるではなくギガインパクトなのはボルトロスに撃ちたいのと、隣にカイオーガを並べる必要がないことを評価して。
ホルード＠襷
161-108-97-x-97-143 力持ち
10万馬力/イカサマ/電光石火/守る
最強ポケモン⑥。レジエレキ入りに対する詰め筋になれるほかザシアンも対面処理できる夢のポケモン。アストラルビットの一貫も切れる。イカサマが強くてランドロス後投げが対策にならない。守るや電光石火自体はケアしても両方はケアしない人が多くて技選択も完璧だった。地味にダイマックス技の効果がカイオーガやナットレイ、サンダーと噛み合っているので30戦中3~4回ダイマックスを切った。
選出と立ち回り
①エースバーンオーロンゲ＋サンダーカイオーガ
対フシギバナの選出。エースバーンは火炎ボールを選択。フシギバナが眠り粉してくれるなら無償突破、ダイマックスしてくるなら大幅に削ってサンダーのダイジェットで眠り粉に苦しむことなく突破できる挟み撃ちの構え。
特殊偏重な構築相手でカイオーガだけで勝てそうなときに。カイオーガを大きくするだけで勝てる。ダイマックス中に相手の襷ウーラオスを場に引きずり出せるのが望ましい。
相手の先発を見て初手ダイマか後発ダイマを選択。どちらにしてもサンダーのダイジェットでカイオーガを1加速以上させるのが勝ち筋となることが多い。カイオーガがあまり圧力をかけられず倒されても、怪電波や羽休め、宿り木の種で詰める選択肢も取れる。
その他いろいろ、自由度が高いので試してみてくれよ。
重いポケモン
・水ウーラオス
選出段階で分からないのでかなり厳しい。初手にカイオーガと合わせられてしまうとオーロンゲが1回しか動けなくなる。一応ナットレイのおかげでインファイトを撃ってくれて勝つことがあった。
力持ち消えてるの忘れてマタドガスを倒せずレジギガスに暴れられて1敗。放置しすぎたマタドガスで詰んで1敗。エースバーンカイオーガでダイアタック潮吹きしてたので負けたが、今思うとエースバーンサンダーで出してマタドガス守らせつつサンダーはダイアタック受けて退場、次ターン死に出しカイオーガの潮吹きで勝てたはずなので猛反省。
・避雷針＋カイオーガ
弱保カイオーガ自体はチョッキ壁カイオーガ＋サンダーで勝てるので良かったが、避雷針がいると無理だった。
トリトドンは隣に水技が通ること、怪電波サンダーで呼び水によるC上昇を打ち消せることからそこまで苦戦しなかった。
戦績
24勝6敗 1761pt → 日本一決定戦出場権獲得
最後に
ダイマックスするタイミングをあらかじめ決めた構築を好んで使ってきたが、今回プレイングの幅が出る構築を使って予選抜けできたのは素直にうれしい。去年権利を獲得した人を倒してライブ大会に出場できるようにこれからも頑張りたい。
ちなみに、僕がUSMで初めてレート1800を達成した構築と構成がかなり似ていて感慨深い。
最後まで閲覧ありがとうございました！
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