こんばんは、こげぱんです。
今回はs6とincで使用した構築を紹介したいと思います。是非最後まで見てください！
↓並び
構築の経緯
鉄壁ナットレイの相棒としてギャラドスを試しているうちに、加速しながら突破力を上げられる唯一無二の性能に惚れ込みました。
先発でダイマックスすると試合終盤に飛行打点を失う、命中不安のパワーウィップを撃つ機会が増えてしまうなどの問題があり、後発でダイマックスする構築を目指しました。
裏のギャラドスでスイープするのに必要な条件として先発に求めたのは、
①対面の相手を死に出しギャラドスのダイジェット圏内に入れること
②相手にダイマックスを切らせ、できれば欠伸などで寝かせておくこと
③相手のミトムが最速かどうかを確認しておけること
でした。②を満たすために欠伸トゲキッスを採用することはすんなり決まりました。時間稼ぎもできる上、ギャラドスが食らいたくないダイドラグーンを透かせるのが良いです。先発でトゲキッスと一緒に時間稼ぎ&削りをするポケモンは試行錯誤しましたが、サイチェン欠伸トゲキッス+襷地面枠が強いという結論にいたりました。
初手欠伸地震で相手を削り、次のターンサイチェンしながら地震することでダイサンダーでマウントを取ろうとしてくるポケモンも寝かすことができます。地面枠の候補については別の記事にメモしたので是非見てください↓
というわけで、先発キッスホルード+後発ダイマギャラというところまで決まりました。ミトムとギャラドスのS関係を事前に把握できることが特に大きいです。この構築の真のエースは、ホルードではなくギャラドスどす(京都弁)
残り3体はリザードンとミトムを解決できる必要があります。
最初に作ったのが下の構築です
ギャラドス以外のエースとして最遅両刀バンギラスを採用してランクマッチで回していたところ、20連勝を含む23勝1敗で順位を一桁まで上げることができました(5/16時点)。
しかし、バンギラスとナットレイは遅く、サマヨールはサイチェンしかできないためギャラドスの横に並ぶポケモンとして強くないのではないかと悩んでいました。
そこで、バンギラスを思いきって最速個体にし、トリルプランを丸ごと消すことにしました。
ミトムに強い駒としてナットレイではなくジェットで加速しながら上から倒せるフシギバナと、鉄壁ナットレイを焼くための枠を両刀バンギラスからドラパルトにして構築を完成させました。
個体解説
トゲキッス@リリバ 強運
191-x-148-140-135-114
マジシャ 欠伸 サイチェン この指
・準速バンギラス抜き
・余りHB
コンセプト枠①。vs.バンドリで、確実にドリュウズに欠伸を入れられるようにリリバを持たせて準速バンギラス抜きまで素早さを伸ばしています。
マジシャはinc直前まで守るでしたが、特に対ジュラルドンにおいて少しでも削りを入れることが重要になるため、ノーウェポン構成は諦めました。
欠伸とサイチェンを見せると、人生かけたダイドラグーンや鬼火を撃ってくることがあるのでそれを吸うためのこの指は必須です。
ホルード@襷 力持ち
161-108-97-x-97-143
じたばた 地震 雷P 電光石火
・ミトムが最速かを判断できるように最速
・火力はできるだけ出したいので振り切り
コンセプト枠②。相手の欠伸ループを切って一気に攻めるとき以外は基本的にダイマックスしません。
しかし、対面したときの圧力は非常に高いため相手にダイマックスを強要することができます。
地震の火力は凄まじく、2回撃てれば一般ポケモンを赤ゲージまで削れます。電光石火も重宝し、襷削りだけでなく地震→石火でヒヒダルマを倒したり地震→地震→石火でエルフーンを倒すのにも役立ちます。
雷Pはトゲキッスを初手から削り、ギャラドスのダイジェット圏内に入れるための技です。
じたばたとイカサマで悩みましたが、イカサマはドラパルトの隣にトゲキッスやピッピがいる場合は結局撃たないことから不採用としました。
じたばたはミトムを大きく削ることができる可能性があることに魅力を感じて採用しています。
実際、隣にトゲキッスがいることもあり、威力200の大技は一度条件がそろえば連発できる場合も多く強力です。
余談ですが、4月下旬にダイマックスしなくても強い型として思いついてから、猫騙しをされにくくするためにTwitterでダイマックスホルードに関するツイートを連投していました()
ギャラドス@珠 自信過剰
171-177-99-x-120-146
滝登り とびはねる パワーウィップ 守る
・S+1でドラパルトを抜くために最速
・A-1ダイストリームでH振りガオガエンを倒すためにA振り切り
コンセプト枠③。絶対的なダイマエース。初手にトゲキッスが倒された場合に出すことが多いですが、折角の欠伸をダイサンダーで返されたら元も子もないので守るは確定です。
ホルードのダブルダメ地震で削れたダイマバンギをダイストリームで倒すために珠も外せませんでした。
とびはねるはダイマックスが切れたあとも優秀で、効果がいまひとつのポケモンに撃つと相手の自滅を誘えます。欠伸とも好相性。
フシギバナ@広角レンズ 葉緑素
187-x-120-136-121-112
リーフストーム ヘド爆 眠り粉 手助け
・S+1で最速100族抜き
・リーフストームでH振りミトム確一
・残りHB
ギャラドスの隣に並んで強いポケモン。H振りミトムを一撃で倒せるのは必須条件で、できるだけ耐久に回せるように威力の高いリーフストームを採用し外さないように広角レンズを持たせました。
広角レンズを持たせるならということで、ガエン→ミトム引きとその逆が見えるときに押せる眠り粉を採用(眠り粉のためにレンズ持たせたわけじゃないです！！！)。
また、この構築には晴れ要員がいないため粉撒く型として認識されやすく、猫騙しを誘いやすいのでそれを逆手に取る手助けも採用してます。ギャラドスと手助けの相性の良さは言うまでもありません。
ドラパルトをダイマックスさせるプランでも相性が良くて気に入ってます。(例えばアイアントサマヨールに対して、ダイバーン眠り粉撃ち分けがサイチェンやトリルまでケアした動きになる)
ドラパルト@達人の帯 すり抜け
164-x-95-152-95-213
シャドボ 流星群 火炎放射 守る
・上からウオノラゴン倒すため臆病CS
ナットレイを焼くためのポケモン。たまにダイマックスさせることもあります。
初めて使ったポケモンでダメージ感覚がなかったため、シャドボでいい場面で流星群押して外して負けたり、流星群じゃないといけない場面で外し嫌ってシャドボ押して耐えられて負けたりしました。
帯の理由はチョッキ以外のナットレイとヒヒダルマを火炎放射で確実に仕留めるためです。
ジェットの加速に乗せるとヒヒダルマを上から確実に倒せるのが良かった。
基本的に後発の〆の役割なので相手のダイマックスは終わってる想定で、クリアボディによる恩恵は少ないと考えてすり抜けで採用しています。
バンギラス@弱保 砂嵐
191-170-131-x-121-124
岩雪崩 噛み砕く 馬鹿力 守る
・ギャラドスの隣において強い最速
・A+1ダイアークでH振りダイマドラパルト確定(ホルードの地震で弱保を起動させた後、ダイドラグーンを受けた想定)
・残り耐久
ギャラドスとあわせてバナコータスの打開展開にめちゃくちゃ強い。
とぐろミロカロスに嵌められないように最速にすることは決めていて、はじめはASで使っていましたが、AS前提の立ち回りをよくされたので最低限の火力を残して耐久に回しました。これでもかなり柔らかいので諸説です。
基本的にダイマックス権はギャラドスに譲りますが、巻き込み地震で弱保発動させて勝てそうなら積極的に狙います。
配置学
この構築において、ホルードの襷を見破られ、猫騙しをくらってしまうことは致命的です。
そこで、ホルードに猫騙しされないような工夫を紹介します。
①ダイマックスホルードつえぇ～などのツイートを繰り返す
②6体の配置を工夫する
特に②は重要で、例えばこれを見てください。
ドラパキッスギャラバンギバナホルード。
この並びだとホルードがダイマックスする型に見えなくないですか？？？僕は見えないです。ドラパルトの隣にいる襷マンムーの類いに見えます。
次に、これを見てください。
あっ！これ進研ゼミでやったやつだ！ドラパバンギ！ドラパのダイホロウと襷バンギのダメ押しでビートダウンするやつ！
トゲキッスとホルードの並びはZ会でやった！珠ホルードを手助けトゲキッスでサポートする並び！
これで初手にホルードとトゲキッスを出したら、ホルードの襷への警戒は大幅に薄れるでしょう(断定)
ダイマックスされたらやられるのに猫騙しするのやめてください(本音)
しかし、襷ホルードがincで結果を残して以降、多くのドリュウズがキッスホルードに雪崩から入るようになり、なすすべなく怯んでいきました(無情)
成績
incサブロム32-12(1754)
s6ダブル最終25位(レート2007)
ここまで読んでくれてありがとうございました。
