脱出トリルゲンガエン

こんにちは、こげぱんです。

今回はバトルツリーで20連勝を達成することのできた構築の軸を紹介したいと思います。以下常体

【脱出トリルゲンガエン】
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ゲンガーで盤面をロックしながらトリルして隣のポケモンで制圧するのが強いと思った。(レートで見かけたアイスレジェンドさんの構築を参考にしました)

安定してトリルするならガオガエン猫騙しは撃ちたいが、そうすると次のターンにトリルエースを暴れさせることができずテンポ遅れになってしまう。

そこで考えたのが脱出ボタンガオガエンであり、相手のガオガエンガオガエン蜻蛉返りを逆手にこちらだけ一方的に交代できる。

【トリルエースの選択】
トリルターンを有効活用するには相手のガオガエンをトリルした最初のターンで処理することが必要になる。

守るを所持していることが少ないガオガエンが相手の場に残るのが脱出トリルゲンガエンの強みであり、それを一撃で処理できるトリルエースはある程度絞られる。(命中安定に限る)

◯珠/鉢巻/Zオニシズクモ
◎鉢巻カビゴン(馬鹿力持ち)
◎岩Z/地面Z/格闘Zツンデツンデ
◯ガラガラ
◎岩Zギガイアス
△水Zヤドラン/ヤドキング
△水Z/岩Zアバゴーラ
◯鉢巻/地面Zバンバドロ
△地面Z/水Zトリトドン
△水Z/珠グソクムシャ
ケケンカニ
◎水Z/鉢巻/珠マリルリ
◎岩Z/地面Z/格闘Zドサイドン
ローブシン       etc.

ガオガエンをワンパンできるのを必須条件に、トリルしてないときの動きやすさや耐性、ガオガエンピンポメタになっていないかなどで総合的に評価してみた。後出しマンダに起点にされるのはやや評価が低い。

【構築の条件】
トリル構築がモロバレルのキノコの胞子に妨害されては行動が制限され過ぎてしまうため、コケコorレヒレor夢アマージョが必須だと感じた。高火力の草タイプがいても強い。

ゲンガエンは地面や電気の一貫が苦しい構築なので、それらが切れる要素も必須。

【構築案】

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トリルエースにカビゴンを採用したパターン。トリトドンが増加していると感じてレヒレに草結びを採用。サンダーはHC眼鏡で運用したが、追い風が欲しい場面も多かった。雨に薄いのが難点。





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ルフィン(@luffinpoke)さんに相談して、ゲンガエンカビをベースに組み直してもらった構築。カミツルギは勇敢で、トリル下で無振りレヒレの上から殴れる。草Zなのはランドロスを一撃で処理するため。雨への勝率はあがったが、回していてキリキザンに弱いことに気付いた。SPLオフで使用して予選1抜けのベスト8になれた。





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トリルエースを鉢巻マリルリに。水Zも考えたが、火力補強なしのアクアブレイクではガオガエンに確定を取れず、Zを消費せざるを得ない。ガオガエンを倒した後出てくるポケモンに出来る限りの圧力をかけ続けたいので鉢巻。珠だと無振りサンダーなどへの乱数が悪くなるというのも理由のひとつ。鉢巻とバレるとマンダの起点にされるので注意。





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トリルエースをツンデツンデに。ガオガエンを100%ワンパンするためにはZを切る以外の選択肢がないので岩Z。ガオガエンに加え、カミツルギヒードランカビゴンなどもBBの起点にできる格闘Zもアリ。どちらにしろラグラージ入りの雨に対して厳しいのが難点。



【実績】
上の構築案②を使用して、バトルツリー20連勝を達成することができた。構築の強さを証明する偉大な実績だと自負している。

初手ゲンガエン、後発カビゴン&ツルギorランドを基本選出として組んだ構築だが、バトルツリーでは全試合先発コケコツルギを選出した。主な理由は下の通り。

・相手がレベル50なのに対して、こちらのコケコツルギはレベル100
・無効にされない全体技マジカルシャインの存在
・両方とも素早さが早い上、マジカルシャインリーフブレードの連打だけで勝てる



【最後に】
耐久が高くて、ゲンガーと同じ影踏み+トリルの動きができるゴチルゼルを採用しなかったのは何故かというと、ゴチルゼルはガエンランドが蜻蛉返りを撃つ対象になってしまうため、ガオガエンの脱出ボタンがうまく発動しないからです。


終わり。閲覧ありがとうございました!